「毎日帰ってくるところだから、
心地よく、安全安心に過ごしたい」
・快適な空間づくりのための、断熱、気密、換気
仕事や、学校から帰ってほっとする場所、それが「家」です。人間にとって家はシェルターみたいなもの。だからどんな構造体でも、安全で安心した家でなくてはと考えます。構造体、断熱材、仕上げ材、空調設備、換気設備などはもちろん、第六感で「心地よい空間」とは?を考えます。
・素材は必ず手で触って確かめる
素材により感じ方は様々です。例えば床材。同じ無垢の木でも触ってみると、柔らかさ、暖かさが違います。素材選びは体験して決めましょう。
・家事の手間をなるべく省けるように
家族や子どもと暮らしてくると、「家事」というお仕事が発生(?!)します。なるべく掃除しやすいように、料理の時間が短くなるように、洗濯物干しが楽になるように…そのような暮らし方の提案をします。
「できるだけ機能をシンプルに」
・自分たちでメンテナンスできる、将来に向けてアレンジできる
将来設計も考えたプランづくりを提案します。また自分ですまいをコーディネートしたい方には、それができるようなプランを提案します。例えばお気に入りのオブジェをリビングに少しずつ増やしていきたいならば、その飾り棚を増やしていけるような棚受けのようなものをあらかじめ忍ばせておきます。
・見ればすぐわかる
とても便利な設備機器を導入しても、ランニングコストがかかる、お掃除が大変では楽しく暮らせません。簡単な仕組みであれば、自分でも直せるようなそんな工夫もたくさんあります。
「環境も考えたい。エコロジーな生活をしやすい空間づくり」
・なるべく省エネルギーに暮らす
「木造はすきま風が…」という時代は終わりました。今は、地球環境のため、なるべくエネルギーを消費しないようなすまいづくりが主流です。そのためには、家の断熱性気密性をあげる、空調面積やダクト長さを小さくする、そして、つくった家が丈夫で愛され長く住んでもらえるようにしないといけません。
・再生可能エネルギーを考える
太陽光発電などはいろんな地域で使われています。しかし、使う環境や場所によっては、効率が悪くなることもあります。様々な種類の再生可能エネルギーがありますが、住み手の意向、効率性などから、提案します。例えば、「ペレットストーブ」。間伐材からできるペレットを使いますが、灯油系暖房に代わるものとして注目されています。
・自分から、家族から、ちいさなことから考える環境のこと
省エネと言うとかたぐるしいかもしれませんが、例えば、根菜類の皮を捨てずに、長く伸びた庇の下で乾燥させ料理に使う、生ゴミを土に戻す、ゴミ分別しやすいように間取りを工夫する、…小さなコトからできる環境のことも一緒に話し合って考えましょう。
「そして住めば住むほど『家族の味』がでるすまいに」
・設計、施工段階から、できる範囲で関わっていきましょう
設計段階では、素材を触る、必要であれば実物大で考える、今の住み心地の悪い点の原因を考える、新しいすまいについて家族で改めて考える(割合それぞれ思いが違う場合があります)などがあります。施工段階では、住み手側が自分で塗り壁の塗装をする、庭部分のガーデニングを自分たちでするなど、つくる段階から関わっていけば、長く愛されるすまいになるでしょう。住まいの勉強もできます。
・竣工した後からがスタートです
竣工すると、ほっとしますが、引っ越し、手続きなどなど、セレモニーは立て続けにやってきます。また初期費用として、引っ越し費や税金、家具や備品の購入など、いろいろかかります。予算段階からそういった相談も受け付けます。また、自分たちでアレンジしたいことがあれば、事前にアンカーを打っておく、下地を入れる、なども工夫しましょう。
・メンテナンスの秘訣
素材を選ぶ時点でも説明しますが、全てに置いてメリットとデメリットがあります。それを明確にして、素材を選びます。例えば、「天然素材」にこだわるなら、「メンテナンス」はこれこれになりますよ、という説明をします。設備のメンテナンスから、日々の掃除までのアドバイスをいたします。
※竣工後1年の検査は行います。それまでにも、不明な点があれば気軽にご相談ください。